手話動画:黄色いリボンをつけている犬って見たことある?(2022年6月20日)
手話動画
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近所を散歩していると、犬を散歩させている人を見かけます。犬があまりにかわいいと、近づいて撫でてみたり…。ただし、黄色いリボンをつけている犬に近づいてはいけません。黄色いリボンは「近づかないで、そっとしておいて」のサインなんです。黄色いリボンは、病気やケガをしていて触らないでほしい、または、飼い主以外の人やほかの犬をとても怖がったり、過剰な反応をしてしまうために近づかないでほしいというサインです。過去に虐待を受けていて社会復帰訓練中の犬がつけている場合もあります。そのほか、人のために働くサポート犬が訓練中に注意力が散漫になってトレーニングに支障が出るのを防ぐためにつけていることもあります。
黄色いリボンは2016年フィンランドから始まり、欧米で広がりましたが、日本ではまだまだ知らない方が多いです。マタニティマークやヘルプマークのように知っている人が増えたらいいですね。
黄色いリボンをつけている犬以外にも触ってはダメな犬がいます。ハーネスをつけている盲導犬です。最近では聴導犬も増えてきています。聴導犬はハーネスではなく、仕事中につける布を着ていることが多いです。サポート犬が仕事中の時は、ただ座っているように見えても触ってはいけないんですよ。
仕事中の犬、または黄色いリボンの犬がいたら、「見つめない、近寄らない、触らない」で通り過ぎましょう。