手話動画:マスク生活で口臭が気になる!(2022年9月26日)
手話動画
<
テキストデータ
マスク生活が当たり前になり、相手の口元が見えない不便さがあるものの、自分がマスクをする生活になんとか慣れてきました。ただ、以前は気づかなかった自分の口臭が、気になっている方もいるのではないでしょうか。口臭は誰にでもあるもので、多くは唾液の減少によって起こります。特に起床直後、空腹時、緊張時に口臭が強くなるのはそのためです。食事をする、水分を摂るなどで唾液量が増え、歯磨きで口腔内をきれいにすれば口臭は弱まります。
気にしてほしいのが病的な口臭で、時間帯に関係なく強い口臭があります。病的口臭の90%は口腔の病気です。歯垢や歯石など汚れの付着、虫歯、歯周病などが原因ですので、歯科医院を受診しましょう。
そのほか、鼻や喉、呼吸器系、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などで口臭が強くなる場合があります。女性は、生理や妊娠などホルモンバランスが変化し一時的にきつくなる場合もあります。
口臭はないのに「自分は口臭が強い」と思い込む方もいるようです。心配ならば、口臭検査できる歯科医院がありますので、受けてみるといいかもしれません。食事や水分補給、口腔内のお手入れをしっかりして、あとは気にしすぎず生活しましょう。
マスクが臭くなるのは口臭のせいだけでなく、声を出すときに自然に出てしまう唾液の飛沫がマスクに付着するためでもあります。唾液に含まれる雑菌が増殖しますので、臭いが気になる場合はマスクを交換するといいですね。