手話動画:食べたい!でも…夜の食事とおやつを考える(2022年11月28日)
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夜、食後にテレビを見ながらみかんを食べたり、お風呂に入った後にアイスクリームを食べたり・・・。体に悪そう、と思いながらも「果物ならいい」「このくらいなら大丈夫」と言い訳して食べてしまう「夜のおやつ」。実際には、体にどう悪いのでしょうか。寝る前に何かを食べると体重が増えるのは、ご存じですよね。食事をして吸収したエネルギーは、仕事や家事など動くことで消費されるのが普通です。ただし夜は活動量が少ないため、使われなかった分が脂肪として蓄えられてしまうのです。
寝ている間もカロリーは消費されると聞いたことがあるかもしれません。人の体は、深い眠りのときに疲労を回復するためカロリーを消費します。しかし、食後すぐの睡眠は浅くなりやすいのです。眠りが浅いと疲労回復しづらく、カロリー消費も減ってしまいます。
就寝前の食事が体に悪いからと言って、夜に全く食べないのも良くありません。夕食を抜くと体重が一時的に減少するので、ダイエット効果があって良いように感じますが、朝食や昼食で血糖値が上がりやすくなり、それが動脈硬化の原因になったりします。他にも、栄養不足になる、ストレスがたまるなどデメリットが大きいのです。
夜は野菜や食物繊維を取り混ぜて食べ、最低でも就寝2時間前にはおやつも含めて全ての食事を終えるようにしましょう。夕食を早めに摂って朝食までの時間を長くし、空腹時間がしっかりあるといいそうです。疲労をためない健康的な体づくりを心がけましょう。