手話動画:日本の国技「相撲」は知ってから見ると面白い!(2023年7月3日)
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7月9日には大相撲名古屋場所が始まります。大相撲の本場所は年6回、奇数月に開催され、東京国技館で開催の1月の初場所、5月の夏場所、9月の秋場所のほか、3月に大阪開催の春場所は大阪場所とも呼ばれており、7月の名古屋場所、11月の九州場所があります。また、本場所以外の取組は花相撲といわれ、地方巡業などがこれにあたります。横綱、大関、関脇、小結、前頭のことを幕内といい、この幕内と十両の力士の総称を関取といいます。関取は大銀杏が結えたり、化粧まわしをつけての土俵入りがあります。何より、一人前の力士として認められており、月給や賞与が支払われます。
幕下、三段目、序二段、序ノ口は、取的といわれる力士養成員で、月給はなく本場所ごとに養成員場所手当などが支給されるそうです。
着るものや座布団などすべてが格付けされており、上に行くほど優遇されるため、皆が上を目指して頑張るのです。テレビ中継があるため夕方だけやっているイメージがありますが、実は朝から幕下以下の力士が取組をしているんですよ。
本場所千秋楽後の水曜日に番付編成会議が行われ、二場所連続優勝などの実績や勝ち星の数で次の番付が決定します。新しい横綱や大関についてはすぐに発表されますが、それ以外は次の本場所が始まる13日前まで極秘だそうです。
番付表の独特な字は相撲字と呼ばれており、行司が大きい紙に書いているんですって。私たちがテレビなどで見る番付表は原本の四分の一の大きさなんです。
知れば知るほど面白い! 歴史や技についてなど話したいことはもっとありますが、時間いっぱいになりましたのでこれにておしまい。