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手話動画:仙台と言えば、やっぱり牛タン! (2023年9月4日)

手話動画

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 9月10日は牛タンの日だそうです。牛タンと言えば仙台、仙台と言えば牛タンと言えるくらい有名な仙台名物ですね。厚切りの牛タンを炭火焼きし、麦飯に青菜の浅漬け、みそ南蛮、テールスープが付く定食が定番のスタイル。これは、お客に提供し始めた昭和25年当時からから変わらない、味と共に受け継がれている伝統です。

 仙台牛タンは、戦後の食糧難の中で生まれました。和食の料理人が洋食のタンシチューを食べて牛タンのおいしさに引き付けられたため、牛タンを使って他の人に真似できない焼き物料理をと、試行錯誤を繰り返したそうです。そうしてたどり着いたのが、厚切りの切り身にしてから塩を振り、数日間寝かせたあと炭火でじっくり焼くというオリジナルの手法だったのです。
 この新しい食べ方は、仙台に出張などで訪れた人たちの口コミで全国人気となっていきました。

 焼き肉のタン塩とは、また違った味わいの仙台牛タン。最近では、タレやみそなど、味を選べるようになっている店もあります。お土産品には牛タンを使った燻製や佃煮、カレーなどもありますね。
 地産地消を謳っている宮城県で、アメリカやオーストラリア、ニュージーランド産の牛タンを使った牛タン定食を仙台名物と言っていいのか?という意見もあるようですが、とにかくこの食べ方が仙台発祥なのは確かです。名物に旨い物なしと言いますが、仙台牛タンは間違いなくおいしいです!