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手話動画:飼い始めたら最後まで責任を持って! (2023年9月11日)

手話動画

テキストデータ

 外来生物とは、ペットや観賞用、農作物、食用として、もしくは荷物や乗り物と一緒に日本に持ち込まれ、根付いてしまった植物、動物、昆虫、魚などのことをいいます。特に日本の生態系や農作物に悪影響を及ぼす恐れがあるとして特定外来生物に指定されているものは取り扱いにさまざまな規制があります。
 2023年6月からアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が条件付特定外来種となり、売買などが禁止になりました。違反した場合、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

 子どものころお祭りでアカミミガメが売られていたり、ザリガニを川で釣ったり、学校で飼育したことがある方もいるのではないでしょうか。
 では、現在も飼っているという場合は? 安心してください。これまで通り飼うことができ、申請や許可なども必要ありません。ザリガニを川で釣るのも大丈夫です。釣ったその場でリリースするのもいいですが、別の場所に放したり、一回家に持って帰ってから再び川に放すのはNGです。子供が釣って家に持って帰ってきたら、「元の川に放してきなさい!」と言えないということですね。表

 アカミミガメは小さいころかわいいですが、成長すると30㎝くらいになり、平均寿命は13~15年ほど、40年生きる場合もあるのだそうですよ。
 日本に定着した外来生物は、繁殖力が強いものがほとんどです。大きくなっても飼えるのか、きちんと責任を持って最後まで飼い続けられるか考えて、飼い始めたら絶対に野外に放してはいけませんよ!