手話動画:スマホ脳過労~脳が疲れていませんか? (2023年10月10日)
手話動画
テキストデータ
いつも手元にスマホをスタンバイ、ちょっとでも時間があったらスマホを見る、分からないことがあったらすぐにスマホで検索、覚えておくためとりあえず写メを撮る、目的もなく漠然とスマホでネットサーフィンする、寝る前にベッドの中でスマホをする・・・。1日中スマホを離さず使っていると、脳が疲れてしまいます。睡眠をとって疲れが取れるうちはいいのですが、疲れがたまり「脳過労」の状態になると、さまざまな症状を引き起こします。脳の中で疲れやすいのは前頭前野で、ここは判断や意思決定をするところです。機能が低下すると新しい情報が入らず、1時間ほど前に聞いたことを思い出せないなど認知症に似た症状が起きます。また、感情がコントロールできず、ちょっとしたことにすぐ怒ったり落ち込んだりしやすいなどもあります。集中力や注意力が低下するため、ネット広告の商品を衝動買いしてしまう、やる気が起きず興味もわかない、単純ミスが多くなる、段取りが悪くなるなど、仕事に支障がでるかもしれません。
以上の症状に思い当たる方は、スマホの使い方を変えましょう。見続けるのを止めて適宜休憩を入れる、検索は目的を決め、調べたいことが分かったらそこでやめる、使わない時は目につかない所にしまう、ベッドには持ち込まない、メールやアプリの通知はオフにするなどです。
子どもの学力低下は、スマホの使い過ぎと関わりがあると調査結果がでています。家族でスマホの使い方を相談するといいですね。