手話動画:雪道ではスタックに注意! (2023年12月4日)
手話動画
テキストデータ
12月に入り、いつ雪が積もってもおかしくない時期になりました。昨年一昨年と日本海側で大渋滞が起き、解消まで数日かかっていましたね。立往生の原因は、タイヤが雪にはまり前にも後ろにも進めなくなる「スタック」です。今年の積雪がどうなるか分かりませんが、スタックの予防方法や脱出方法は知っておいたほうが良さそうです。スタックとは、タイヤが路面とうまくかみ合わず空転してしまう状態です。大雪の時は不要不急の外出を避けるのが基本ですが、どうしても車で外出しなければならない時は、雪道の安全運転を心掛けることがスタック防止にもなります。スピードは出さない、車間距離をとる、急発進・急停止・急ハンドルをしないなどいつも以上に気をつけましょう。 その他、一時停止の場所以外では、なるべく完全停止しないよう運転するのもいいそうですよ。
スタックしてしまったら慌ててアクセルを踏み込みたくなりますが、摩擦で雪が解けて状況が悪化しますので止めましょう。
新雪に埋もれてしまった場合は、タイヤ周りの雪を掘るか踏み固めた後、前進とバックを ゆっくり細かく繰り返します。脱出ヘルパーや運転席のマットなどを駆動輪の下に敷くのも効果的です。スリップしている場合も方法は同じです。
雪の塊に乗り上げた場合は、スコップなどで雪を崩してタイヤを接地させましょう。塊を除去できない場合は他の車にけん引してもらうのが効果的です。
脱輪してしまったら、ロードサービスにお願いしたほうが無難です。無理せず、安全確保を一番に優先してくださいね。