手話動画:靴下はNG?! 冬の快眠術(2024年2月13日)
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暦の上では春と言っても、東北はまだまだ寒さが続きます。朝晩は気温が低く、特に足元が冷えるため、寝る時には靴下が欠かせないという女性も多いのでは・・・。でもそれ、質の良い睡眠をとるにはNGですよ。冬の夜の冷え対策を間違って、快眠を妨げていませんか。睡眠のために必要なのは、脳や内臓など深部の体温が下がることです。手足から放熱しますので、靴下は履かない方がいいのです。就寝前には履いていてもいいですが、就寝時には脱ぎましょう。どうしても足が冷たくて温めたいという方は緩めのレッグウォーマーをおすすめします。
厚着も寝返りが打ちにくくなり、睡眠を妨げます。寒さは寝具で調節し、通気性の良い素材のパジャマだけを着て寝ましょう。
お風呂に入って体温を1回上げることで下がる幅ができ、より深い眠りへと導かれます。冬の場合は39~40度ほどの湯船に10~15分くらい浸かりましょう。1~2時間後くらいには自然と眠くなります。熱すぎるお湯では逆に体が目覚めてしまいますので、温度には気をつけましょう。
部屋や布団の中が寒すぎて手足の毛細血管が縮まっていても放熱できませんが、温められすぎていても深部体温が下がりにくくなります。室温20℃、湿度50%くらいがちょうどいいと言われています。電気毛布などを点けっぱなしにして寝ると深部体温が下がりませんので、布団を温めるためだけに使い、就寝時には切りましょう。
免疫力を上げるために大切な睡眠。しっかり取りたいものです。