手話動画:指定野菜って何? ブロッコリーを深掘り!(2024年3月18日)
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2026年にブロッコリーが指定野菜に追加されると先日ニュースになっていました。指定野菜という言葉を初めて聞くという人が多いのではないでしょうか。指定野菜とは、農林水産省が指定している、日本人の生活に重要で消費量が多い野菜のことです。現在指定されている野菜は14品目。ブロッコリーは15品目で、最後に指定された馬鈴薯から数えて52年ぶりの追加となります。指定野菜になることで、さらに安定供給されるなら嬉しいですね。ブロッコリーは栄養価が高く、骨や血管を丈夫にするビタミンK、皮膚や粘膜を強くし免疫を強化するβカロテンやビタミンC、水分を排出するカリウムなどが含まれています。
ただ、ビタミンCは水に溶け出すため、ゆでると半減してしまいます。レンジでチンしたり、炒めたり、スープに直接入れたりしても美味しいですよ。
また、鮮度が落ちると栄養価が減ってしまいます。ブロッコリーの最適保存温度は0度。買ってきたら温度の高い野菜室ではなく、チルド室か冷蔵室に入れ、なるべく早めに調理をしましょう。
冷凍のブロッコリーは、新鮮な状態で冷凍されているため、生との栄養価の差はほとんどありません。むしろ買ってからしばらくしたものよりも冷凍ブロッコリーの方が栄養価が高くなります。
つぼみの部分を食べるということでカリフラワーと似ていますが、栄養価で言うと、βカロテンやビタミンCの含有量が断然多いブロッコリー。ぜひたくさん食べましょう!