宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

FAX022-393-5502
日曜・祝日休

手話動画:突然の雷雨の対処法、最後の手段は雷しゃがみ?!(2024年5月7日)

手話動画

テキストデータ

 さっきまでいい天気だったのに、突然黒雲が近付いてきて薄暗くなり、冷たい風が吹いてきた・・・。それは、雷がくるかもしれないサインです。朝の天気予報で「大気の状態が不安定」と言っていたのでは?
雷が光ったけれど、遠くの方だったからまだ大丈夫と思っていませんか? それ間違いですよ。黒い雲の下にいるのであれば、先ほど遠くで雷を落とした雷雲と同じ雲の下です。さっきの雷が遠くても、次の雷はすぐ近くに落ちるかもしれません。

 高い木の下で雨宿りしてはいけないとご存じでしょう。傘を持っていたら差したくなるかもしれませんが、雷は高くて先の尖ったものに落ちる傾向がありますよ。
ベルトなどの金属を身に付けていないしゴム製品のカッパを着ているから大丈夫、というのも間違いです。金属を身に付けていてもいなくても雷が落ちる時は落ちます。また、ゴム製品では落雷の電撃から身を守ることはできません。
 低い姿勢を取りたいと腹ばいになるのもいけません。地面に落ちた電気で感電するかもしれませんよ。

 雷のサインを感じたら、鉄筋コンクリートの頑丈な建物の中に避難してください。なければ木造の建物か車でも構いませんが、電気機器や水道の蛇口などの金属、窓などから1ⅿ以上離れましょう。
 周囲に逃げ込む場所がないのであれば、「雷しゃがみ」をしてください。かかとをくっつけてつま先立ちをしながら頭を抱えてしゃがみます。ただし、これはあくまで最後の手段。早めの行動を取って雷しゃがみをしなくてもいいようにくださいね。