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手話動画:タオルと柔軟剤の意外な関係?!(2024年5月20日)

手話動画

テキストデータ

 タオルは、洗面所やキッチン、トイレ、お風呂場などで毎日使います。始めはふんわり柔らかかったタオルも、毎日の洗濯で次第に触り心地が悪くなっていきます。なるべく長持ちさせるにはどうすればいいのでしょうか。

 タオルの寿命を縮める原因の1つは柔軟剤の間違った使い方です。柔軟剤は、生地をコーティングして触り心地を良くするものですが、タオルはコーティングされると吸水性が悪くなるため、逆に触り心地が悪くなります。しかも洗濯のたびに使うとタオルの寿命を短くしてしまうんですって。かといって全く使わなくても生地が硬くなりますので、触り心地をみて数回に1回使うくらいで十分です。
 濡れている時間が長いと繊維が傷ついて硬くなります。黒ずみや匂いの原因にもなるため、洗濯が終わった後はすぐに洗濯機から取り出しましょう。10回ほどふってから干すと、繊維が立ってふんわり乾きますよ。お試しください。

 洗濯機に物を詰め込み過ぎると生地同士がこすれ合って傷みやすくなります。少なく入れて、多めの水量で洗うといいでしょう。洗剤をたくさん入れた方がきれいになる気がしますが、すすぎきれず洗剤が繊維に残ってしまいます。繊維が硬くなりますし黒ずみの原因になりますので、洗剤はしっかり計って適正量を入れてくださいね。
 匂いが気になる場合は、クエン酸や漂白剤を使ってみましょう。きちんと洗っても匂いが取れないタオルは、もう取り換え時ですよ。