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手話動画:夜間熱中症に要注意!(2024年7月29日)

手話動画

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 今年は猛暑よりもさらに暑い酷暑になると言われています。梅雨の間から気温が上がり、湿度が高いことも相まって熱中症リスクが高まっています。日中の気温が高い時間帯はもちろん、夜も熱帯夜だったり、建物に昼間の熱気がこもってしまったりして熱中症は起こります。実は熱中症の40%は夜間に起こっているんです。熱中症の症状である倦怠感や異常な汗、体温の上昇、頭痛、立ち眩みなど、寝ている間は気づきにくく重症化しやすいのです。

 寝る時にエアコンはどうしていますか? タイマーで数時間後に切れるようにしたら暑くて目が覚めた、逆につけっぱなしにしていて寒くて目が覚めたなどありませんか。エアコンの温度設定を低くせず、28度くらいにして風向を上向きにし、点けっぱなしにするといいですよ。また、湿度が高いと汗が蒸発しづらく、体温をうまく下げられません。湿度はできれば40~60%くらいにしましょう。汗をよく吸収するシルクや綿のパジャマを着るとさらにいいですね。

 夏は、寝ている間に体の水分が400~500mlも失われます。コップ1杯の水を、寝る前と目覚めた後に飲みましょう。夜中目覚めたとき用に、枕元に水を置いておいてもいいかもしれません。冷たい水は眠れなくなりますので、常温の水がおすすめです。寝る前にお茶やコーヒー、アルコール類を飲むと、なかなか眠れない、利尿作用で夜中にトイレに起きてしまうなど、快眠が妨げられますよ。お気をつけください。