手話動画:ニセ情報を信じない、拡散しないためには(2024年8月26日)
手話動画
テキストデータ
ネットにはたくさんの情報があふれていて、嘘の情報や間違った情報も流れています。能登半島地震の際には、東日本大震災の津波映像を使い、「早く逃げて!」と呼びかけたニセ情報が300万回以上も見られたそうです。総務省によると、ニセ・誤情報に気づかない人は75%で、そのうちの拡散する人は25%。ニセ・誤情報は、真実よりも6倍のスピードで拡散するそうですよ。騙されないために、どう注意したらいいのでしょうか。まずは情報源が信頼のおけるものかどうか確認しましょう。知っている人からの情報は信じやすいものですが、情報源はどこで、その情報は他でどう扱われているのか、反論意見はないかなど確認するといいですね。グラフや画像が付いているからといって本当とは限りません。その画像を検索したら、全く関係のないところから過去に撮影された同じ画像がヒットするかもしれませんよ。
地震や台風、大雨関連の災害など次々に起こっていますが、災害の直後には「信じられないようなことが起きた」「また起きるかもしれない」という不安や、状況を把握したいという気持ちからネットを確認する人が多いため、ニセ・誤情報が広まりやすくなります。騙されやすいのは、「自分は騙されない!」と安心している人。ネットで知った情報を誰かに知らせたいと思った時には、一旦手を止めて「これは本当なのか?」と考え、真偽を見極めてくださいね。