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手話動画:子どものオンラインゲーム無断課金の対策は?(2024年9月9日)

手話動画

テキストデータ

 以前から、子どものオンラインゲーム無断課金が問題になっていましたが、5年前には1300件ほどだった相談数が、2022年度には4,024件と3倍以上に! 課金平均金額は33万円で、特に小中学生の事例が多く、親が対策しているつもりでもトラブルが起こってしまっているようです。

事例
①小学生の娘にスマホを貸してゲームをさせていたら、パスワードを変更しクレジットカード情報で課金した。返金申請したが数千円しか認められず、約9万円は戻っていない。
②課金に親の指紋認証を必須にしていたが、小学生の息子が自分の指紋を追加登録して5万円課金した。
③小学生の息子に親の古いスマホを使わせていたら、自分でパスワードを変更しお金がかかると思わず課金ボタンを押してしまった。約10万円課金していた。
④中学生の息子が、キャリア決済で5万円課金した。
⑤中学生の息子が、数年前に親が入力したカード情報を使って55万円課金した。

 対策方法として、親のスマホで遊ばせる場合は親のアカウントを必ずログオフしましょう。子ども用のアカウントを作成し「ペアレンタルコントロール」機能で管理するといいですよ。入力したカード情報は忘れずに削除し、決済完了メールは見落とさないようにしましょう。子どもと一緒に、無料でゲームできる範囲や課金の仕組みなどについて話し、ルール決めをすることも大切です。
 民法上、未成年が親の同意なしにした契約は取り消すことができます。ただし、親のアカウントでログインし課金したら、親が決済を行ったとみなされる場合もあります。
 お困りの場合は、最寄りの消費生活センターにご相談ください。