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手話動画:思い出はプライスレス!映像デジタル化のすすめ(2024年9月30日)

手話動画

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テキストデータ

 家に古いビデオテープが眠っていませんか? テレビを録画したテープや購入した映画のテープの他、16ミリや8ミリのビデオカメラで撮ったテープなどです。それらを再生する機械が家にあるでしょうか。特に大切な思い出を撮ったテープを「もう見られない、どうしたらいいか」と思っている方もいるのではないでしょうか。

 それらのテープは磁気テープと言い、業務用だと映画のフィルムも含まれます。2021年にユネスコが発表したのが「2025年までに磁気テープをデジタル化しなければ、永遠にデータが失われるかもしれない」という警告でした。
 磁気テープは経年劣化し、使用対応年数は20~30年と言われています。保存状態によってはカビやべたつきの発生で劣化が進む場合もあり、もっと早くに再生できなくなってしまう恐れがあります。

 再生機器がまだ家にある方は、ぜひ大切にご使用ください。保守サービスが終了し、技術者も高齢化するためメンテナンスが難しくなっていきます。また、現在は全機種生産が終了しているため、もう手に入りません。中古なら手に入る可能性がありますが、いい状態のものが手に入るとは限りませんし、そもそもネットショップでも見かけなくなってきています。
 再生機器がある方は、自分でDVDにダビングしたり、デジタル化することができます。カメラ店などDVD化・デジタル化のサービスがある店もあります。有料になりますが、思い出はプライスレス。早急に対策することをおすすめします。
 家に再生機器あったっけ・・・。今度出してやろうかな。