手話動画:食べ合わせが悪いって本当にあるの? (2024年11月18日)
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「鰻と梅干」や「天ぷらとスイカ」など、お腹が痛くなるから一緒に食べるのはやめなさいと言われたことがある人はいませんか。昔から「食べ合わせが悪い」と言われている組み合わせの食べ物ですが、これって本当のこと? どうして一緒に食べちゃいけないの?実は、鰻と梅干は一緒に食べても問題ありません。むしろ、梅干しの酸味が鰻の脂っこさを軽減させてくれますし、消化を促進してくれます。では、食べ合わせが悪いといわれていたのは何故でしょうか。諸説ありますが、保存技術のない時代に鰻が傷んでいても梅干しを一緒に食べると酸味で気づきにくいから、という理由があったそうです。そのほか、鰻は贅沢な食べ物のため必要以上に消費することを戒めるという意図があったんだとか。
天ぷらとスイカは、確かにたくさん食べると胃に負担がかかります。ですが、適度に食べる分には問題ありません。
キュウリとトマトを生で一緒に食べるとトマトのビタミンCをキュウリが分解してしまうので効果が薄れる、牛乳と柑橘類を一緒に食べると胃の中で固まって消化不良を起こしやすいなど、科学的根拠のある食べ合わせの悪い組み合わせがあります。
逆に組み合わせがいいのは、とんかつとキャベツ、サンマと大根おろし、カレーとらっきょう、寿司と生姜、刺身とワサビ、牡蠣とレモン、納豆とネギなど。味も栄養も相性抜群です! ぜひ一緒に食べてくださいね。